よくあるご質問

Q 各種特例措置の延長、消費税率への対応等を要望

 (一社)不動産流通経営協会(FRK)は20日、理事会を開き、2018年度税制改正に関する要望を決定した。

 住宅取得・買換促進のための住宅税制等では、居住用財産の買い換え等の場合の譲渡損失の特例の適用期限の延長と住宅ローン要件の撤廃等、不動産取得税に関する特例措置の適用期限の延長、既存住宅の各種改修工事の固定資産税の減額控除(翌年度分に限る)の延長、宅建業者による買い取りリフォーム販売における登録免許税の軽減措置の延長などを要望。
 拡充については、既存住宅の住宅ローン減税の最大控除額の400万への引き上げ(現行200万円)、最低床面積要件の引き下げのほか、住宅ローン減税の2戸目居住住宅・住宅地への適用などを求める。

 住宅税制以外の不動産税制では、不動産の譲渡に関する契約書等に係る印紙税の税率の特例の適用期限(18年3月末)の延長を要望。また、事業用の長期保有資産の買い換えの特例における買い換え資産の土地の面積要件(300平方メートル以上)の撤廃・緩和等を求めるほか、消費税に軽減税率制度が導入される場合には、住宅取得に軽減税率を適用することに加え、不動産に係る多重課税を排除すること(印紙税の廃止等)を要望する。

 同協会は、「中古・リフォーム市場の拡大には、既存住宅流通量を増大するための具体的な施策を図るとともに、2戸目居住や床面積要件の緩和など、新たな住宅ニーズへの対応が不可欠。また、良質な住宅ストック形成のためには、新築住宅の供給促進と既存住宅の活用は車の両輪として重要」としている。

Q 売買契約について、手付金は必要?どのくらい用意すればいい?

手付金は売買契約の締結時に買主様から売主様へ支払うものです。売買代金の一部として充当され、解約時には解約金として売主様に支払われます。
一般的には売買価格の一割程度が目安となっています。

Q 不動産仲介手数料ってどんなもの?

不動産の売買における売主様、買主様の交渉の代行や、対象物件の調査、ご契約手続きから引渡・代金の授受等を仲介業者に依頼した際に支払う報酬です。買主様にとってはご希望条件に合わせた物件情報の提供、案内やローン手続等の対価を、売主様にとっては買主様を探すための広告宣伝費なども含まれています。

Q どんな税金がかかるかが知りたい!

まず、「不動産取得税」の支払いが必要です。(不動産取得後の1度限りの納税です)
通常、不動産購入後数ヶ月で不動産取得税の納税通知が届きます。
なお一定の要件を満たせば軽減措置が適用されます。
これ以外には毎年納税が必要となる、「固定資産税・都市計画税」があります。
購入資金についてご両親などから援助を受けられた場合、贈与税が発生する場合があります。

Q 入居後、物件にキズや不具合が見つかった・・・どうすればいい??

住まいの購入時には気づかなかった建物の欠陥が、引き渡し後一定期間内に見つかった場合、売主に補修を求めたり、損害賠償を請求することができます。それを売り主の「瑕疵担保責任」と言います。
瑕疵担保責任は、「雨漏りがする」「床が傾いている」「シロアリに食い荒らされている」といった、生活する上で非常に重大な欠陥が対象となります。

Q 家を買いたいけど実は・・・自己資金があまりない、住宅ローンは組めるかな?

最低でも準備したい自己資金は、物件の購入に充当する頭金と諸費用の合計です。住宅ローンは物件価格の80%~90%程度が融資額の上限ですが、金融機関によっては、100%のローンや諸費用ローン等の利用ができる場合もあります。お気軽に担当者までご相談ください。